スイスは隠れグルメ大国!
え? スイスでグルメ? 有名なのはチーズぐらいですよね。という声が出てきそうです。が、例えばチーズひとつをとっても食後のデザートが「チーズプレート」というぐらい様々な種類があり、チーズを使ってみんなで楽しんで食べるチーズ・フォンデュがあります。フォンデュはフランス語で溶かす意味です。アルプスの山々に囲まれ、フランス・イタリア・ドイツ・オーストリアと国境を接している多民族国家、それがスイスです。故にドイツ語圏ではソーセージ、イタリア語圏ではパスタが一般的になるなど隣国の食文化に影響を受けています。隣国の影響も受けながら自国としての郷土料理として発展させたチーズやワインもある、隠れたグルメ国家スイスを紹介します。スイスは隣国のみならず世界中の観光客が季節を問わず集まります。そうすると提供する料理も一流でなければレストラン経営も危ういと、シェフも一流でお迎えしなければと必死です。ローザンヌには有名なホテル学校(養成所)があり、ここから旅立つシェフのレベルは一流だと言われます。グルメ格付けで有名なミシュランの言葉を借りると「スイスは人口比で、レストランに付くミシュランの星の数が世界一多い」そうです。こうして料理に力を入れているスイスは、隠れたグルメ大国と言えます。2007年に世界遺産に登録されたラヴォー地区は葡萄畑の景観だけではなくワイン作りも有名です。諸外国の料理はさておき、スイス独特の料理といえば、前述したチーズ・フォンデュ。日本でもチーズを味わおうという風潮とみんなで集まってワイワイできる料理なので人気があります。使われるチーズやワインの量によって味は異なりますが、本場式はエメンタール(チーズ)やグリュイエール・チーズをカケロンと呼ばれる鍋で熱して溶かしレモン・ニンニクを加えます。そこへ小さく切った白パンを串やフォークに刺して鍋の中に浸していただきます。チーズが苦手、という方にはチョコレート・フォンデュ。スイスは高品質なチョコレート生産でも有名で、ココアにミルクを混ぜた板状のチョコレートはスイス発祥です。オイルに肉を浸すオイル・フォンデュもあります。スイスでは冷えたビール(もちろん前述のワイン片手にもイケます)には特大ソーセージを焼いたブラートヴルストをぜひ注文してください。アルコールは……という方はスイーツを。アイスクリームとの相性がばっちりのふわふわメレンゲもスイスの特産品です。
